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いい仕事をしたい人材紹介コンサルタントたちの日常

人材紹介会社で意外と多い出費は…

人材紹介会社で意外と多い出費

私たちは2005年の創業以来、10年以上、一貫してベンチャー企業の採用を支援してきているのですが、一番面白みを感じるのは、クライアントの「変化」です。で、なぜこのタイトルなのかというと、、 私たちの出費の中で、結構よくあるのが、「観葉植物費」だという話です(笑)。

観葉植物

というのも、クライアントがよく移転し、よく上場し、よく指定替えするのですが、その節目に、私たちはお付き合いの深い企業に、観葉植物を贈るからです。 成長過程では、人数が増えたり、オフィス環境を良くしたりするために、頻繁に移転します。

「えーっ、この前移転したばっかりですよね」という感じで、しょっちゅう住所が変わります。 更に成長が進むと、そのうちの何社かがIPOに至ります。最近は、東証マザーズに上場後、東証一部上場までの期間が短くなっていますから、「この前、IPOしたばかりなのにな」という会社が東証一部に指定替えしていきます。

 とにかく、クライアントの変化が激しいのです。その節目に観葉植物を贈るたびに、私たちは、「ああ、また成長のギアがあがったな」と感じて、身が引き締まります。この成長のギアが上がったタイミングこそ、エージェント側のマインドセットと仕事のやり方を変えるべきタイミングだからです。

 

RAはアーリーフェイズのスタートアップとの付き合いではなく、メガベンチャー予備軍として付き合うモードに切り替えなければいけません。CAもしかりです。これまでは、「まだ、成長段階の初期です」と、候補者に説明していたところを、「資金調達により、投資余力ができたことで、桁を上げた新たな成長が求められる段階になった」ことを理解し、その段階に見合った候補者を探さなければいけません。

 

こうして常にそのときの進化・変化に合わせていくのがベンチャーと付き合う面白さであり、大変なところでもあります。 人材紹介業の単価は「年収×手数料」で決まるため、外資系や金融・コンサルティングファームなどと比べると、ベンチャー向けの人材紹介はそれほどお得とはいえないかもしれません。人材ターゲットも実は、かなり狭いですし。

 

業界特化型、職種特化型のように、特定の知識やノウハウが蓄積されるというわけでもありません。それでも、ベンチャー企業の仕事に夢中になれるのは、「変化の激しさ」「世の中のメインストリームになっていくポテンシャル」という醍醐味があるからなのかもしれません。

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清水 隆史|株式会社プロコミット 代表取締役社長

早稲田大学法学部卒業後、マーケティング会社での企画・営業を経て、経営企画室兼IPO準備室長としてIPOを達成。その後、ベンチャー投資及び戦略コンサルティングを行う株式会社ドリームインキュベータに参画。ベンチャー企業の成長戦略、資金調達、人事戦略を支援する一方、上場企業に対する組織改革、コスト削減、新規事業のコンサルティングに従事。2005年に株式会社プロコミットを設立し、代表取締役に就任。

Topics: コンサルタント

私たちは創業以来、一貫してベンチャー企業の採用を支援してきているのですが、一番面白みを感じるのは、クライアントの「変化」です。で、なぜこのタイトルなのかというと、、
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