次世代リーダーとは、経理や営業といったように特定業務に限定された求人ではなく、常に経営の重要課題に携わり、将来の事業リーダー／経営リーダーになることを期待されているポジションです。次世代リーダーを目指す方のために、転職に必要なスキルや採用のポイントなどをご紹介します。

目次

次世代リーダーとは

その名称が示す通り、次世代の事業リーダー／経営リーダーになると期待されている人材が就くポジションです。特徴は、経営陣との距離が近く、特定の事業に偏らず、経営における重要課題に携わることです。この10数年で急成長を遂げたユニクロやJINS、DeNAなどの優良成長企業は、いずれもこの次世代リーダーを積極的に採用しています。場合によってオープンポジションと呼ばれることもあります。

次世代リーダーの仕事・業務内容とは？

業務内容は、会社の成長フェーズや経営課題によって異なりますが、経営企画や事業開発が担う役割に近いといえます。事業部や管理部門の重要なファンクションにも携わるイメージです。

例えば、あるときは事業部門と連携して新規事業を立ち上げ、あるときは人事制度改革を主導し、あるときは業務提携の交渉をリードするなど、常に会社が抱える重要課題に携わる極めて重要なポジションです。

次世代リーダーは、会社によって管理系と事業系に分かれていることもあります。管理系の次世代リーダーは人事、財務、法務などに関わる課題の解決や制度設計、組織改革などを遂行しながら管理部門の高度化を進める役割を担います。これに対し、事業系の次世代リーダーは、新規事業の立ち上げやチャネルの拡大、M&Aなどに携わりながら事業の成長にコミットする仕事です。

次世代リーダーに求められるスキルと素養

専門性よりも、どんな業務にアサインされても対応可能な「基礎能力の高さ」が重視されます。PCに例えるなら、OSやCPU、メモリなど、ベースとなるスペックが高いイメージです。特に、経営状況や市場動向などを数値で理解する能力と、戦略や施策をロジカルに考えて伝えられる力、そして共感をベースに周囲を巻き込む高いコミュニケーション能力は必須です。

次世代リーダーに就く人のバックグラウンド

プロフェッショナルファーム（コンサルティング会社、投資銀行、監査法人等）での経験がある方は、次世代リーダーに通じるキャリアといえます。

特にマッキンゼー、BCG、ベイン、A.T.カーニーなどの「外資系戦略コンサルティングファーム」出身者は市場価値が高く、次世代リーダーとして採用されることも多い人材です。

プロフェッショナルファームの経験がなくても、欧米トップスクールのMBAホルダーや基礎能力がずば抜けて高い人材は可能性があります。但し、あくまでも事業を通じて、周りの人を大きく巻き込んで活躍することが求められるため、「プロファームでは優秀だが、事業会社にはフィットしないタイプ」は見極められます。また、大手総合商社をはじめとして、入社難易度・人材レベルの高い企業でプロジェクトベースの仕事をした経験がある方は、次世代リーダーとして採用される可能性が十分にあります。

プロコミットの次世代リーダーへの転職支援

プロコミットは、次世代リーダーの人材紹介において第一人者であると自負しています。なぜなら、次世代リーダーという名称が広まるずっと前から、優良成長企業に次世代リーダーを何人も紹介し、その人材が企業の成長に決定的な役割を果たしてきた実績があるからです。

その実績により、次世代リーダーに求められる役割や意義、採用企業側のメリットなどを知り尽くしており、求職者に的確なアドバイスを提供することができます。特にスタートアップ／ベンチャー／メガベンチャーの間で「次世代リーダー採用ならプロコミット」と評価を受けているので、未公開求人を含む豊富な案件が集まってくることも、プロコミットの特徴といえます。

プロコミットでは、次世代リーダーへの転職にご興味のある方に、無料で転職相談を承っています。次世代リーダーの仕事を熟知したコンサルタントが、転職に関するアドバイスから企業情報紹介、面接のセッティング、内定前後の手続きまで一貫してサポートします。ご利用はすべて無料です。お気軽にご登録ください。