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新卒採用を始める体制ができていますか?

新卒採用を始める体制ができていますか?

会社が順調に成長して一段落してくると「そろそろ新卒の採用を始めてみようか」と考えることもあるでしょう。
しかし、本当に新卒の採用を始めても大丈夫ですか?
新入社員が入社してから受け入れ体制が整っていないことがわかったり、社員の間で「忙しくて新卒の相手なんかできない」「中途採用を入れた方が・・・」と問題視されるようになると、せっかく社会人デビューを果たした新入社員のやる気を奪ってしまいます。
このような状況を招かないためにも、新卒の採用を始めるべきか確認してみましょう。

1. 新卒の受け入れ体制はできていますか?

初めて新卒の採用を行うには、社内の整備が不可欠です。
今まで中途採用で社員を増やしてきた企業は、経験に応じて決めていた給与を見直す必要があります。
ベースになる給与の見直しをするのであれば、昇給や昇格システムについても見直しをしましょう。
さらに、新入社員をどのように育成をして将来の幹部候補にまで育て上げるのか、しっかり設計しなければなりません。

多くの企業では、中途採用で入社した社員には会社の概要や手続きなどを簡単に説明しただけで、すぐにOJT研修に入ってしまいます。
しかし、新卒の場合は将来この企業を背負ってもらうのですから、企業の顔としてどこに出しても恥ずかしくないよう社会人としての礼儀作法や常識、社会保険制度のことや就業規則、稟議書の作成方法から経費精算まで細かく教える必要があります。
これらの研修を誰が担当するのか、外部委託するのかに加え、既存社員の研修とのつながりについても検討する必要があります。
また、新卒採用は一斉に行われます。そのため、新卒の学生は求人情報や社内の設備、社員の態度を他社と比較して入社企業を選びます。

労働時間や就業規則、仕事の役割分担やマニュアルの整備、現場の空気や設備、社員の服装など必要に応じて見直し、いつでも新入社員を受け入れる準備があることや、社内の風通しが良いこと、社員教育がしっかり行われていることをアピールできるようにしておくことが大切です。

2. 教育担当に相応しい人材はいますか?

いくら新卒を採用できても、既存社員の中に教育担当に相応しい人材がいなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

では、新入社員の教育担当にはどのような人物が相応しいのでしょうか。
1番良いのは今後大きく成長させたいと考えている若手社員です。
教育担当が新入社員と歳が近かったり仕事以外の話題が合うような人物だと、新入社員の緊張もほぐれて質問をしやすい空気が生まれます。 また、教育担当を任された社員には後輩ができた喜びと責任が生まれます。

さらに、日常的に行っている仕事を人に教えることで、人に教える難しさや自分の仕事への取り組み方や仕事の進め方などを考えるようになり成長します。

勉強でも人に教えられるようになって、初めて自分の身についたことになるように、仕事も後輩にきちんと教えられるようになって、一人前の仕事ができると言えるようになります。

もちろん、新入社員は会社全体で育てるものです。
新入社員はわからないことがあっても、誰に質問をすれば良いのかさえわかりません。
新入社員が入社してきたら、社員全員で積極的に声をかけるようにしましょう。

3. 新卒の採用を始める目的はなんですか?

最後に、そもそもなぜ新卒を採用しようと考えたのでしょうか。

「他の企業が実施しているから」「ただなんとなく・・・。」というのは理由になりませんので、新卒の採用をするべきではありません。
人手が足りないのであれば、中途採用でも良いはずです。
中途採用であれば、社会人経験もありますし同業他社からの入社であれば知識だけでなく、他社のノウハウも持っているかも知れません。

では新卒の場合はどうでしょうか。
社会人経験がないため、社会人としてのマナーや業界の知識など1から教えなければなりません。採用してから戦力になるまでに長い教育期間が必要です。

こう考えるとデメリットしかないように思えますが、メリットはあります。

  1. 社内に活気が生まれる
  2. 社員に人を育てようとする気持ちが生まれる
  3. 社員の年齢構成を調整できる
  4. 優秀な人材を採用できる
  5. 企業のノウハウを熟知した幹部候補を育てられる

この5つのメリットは一般的にいわれている新卒を採用する際のメリットです。
初めて新卒の採用を行う時のメリットはこれら5つに加え、会社全体が活性化できる、ということです。

(1)でご紹介したように、新卒採用を始めるために必要な社内整備と、新人を教育することで既存社員がこれまでの仕事への取り組み方の見直しをしたり、改善をすることで会社全体の活性化につながります。

しかし、これらの効果を生むためには既存社員と経営者が企業理念や事業方針を共有し、社内全体で新卒の採用を行う気持ちを持つ必要があります。

そのためには、「なぜ新卒の採用を始めるのか?」ということを全社員に、経営者自身の言葉で伝えてください。

採用目的により採用すべき人物像や入社後の育成方法が異なります。
また、新卒の採用は長期に渡るうえ人手もコストもかかります。
なにより、新卒の採用を始めるための準備には全社員の力が必要です。

初めての新卒の採用は準備が大変かもしれませんが、目的を持って新卒を受け入れられる会社にすることが、社員や企業の成長と活性化につながります。

 

 

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新卒採用は、会社全体の活性化につながるなど大きなメリットがある一方で、社内の受け入れ体制が整っていないとお互いにとって大きな損失になってしまう可能性があります。そこで今回は、新卒採用を始める際に考慮しておきたい体制について書いてみました。