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第5回 採用サイトを活かす写真撮影講座

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写真の印象を誰でも簡単に一瞬で変える方法

第3回・4回でお伝えした“光”に加え、もう一つ「高いカメラを使わなくても写真の印象を変えられる」要素である“構図”について今回はお伝えしていきたいと思います。

“構図”とは、簡単に言うと「被写体(撮影対象)を写真上のどこに、どのように配置するか」ということで、私のカメラスクールでは『写真を美しくする7大要素』の一つとして解説しています。

自分が料理教室に通っているということもあり、7大要素を料理に置き換えてお話ししているのですが、料理にたとえると“構図”は「盛り付け」です。

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上記スライドのように、ただ盛り付け(配置)を変えるだけで、料理(=写真)の印象が変わるんですね。

では、どんな構図があるのかというと、基本的には以下の8構図に集約されます。(一部類似したものは集約・割愛)

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この中で、多くの方が写真を撮る際に用いているのが、被写体を写真の中央に配置する「日の丸構図」です。しかし、これは下記作品例のようにシンメトリー(左右or上下対称)となっている風景や建築物撮影に適した構図であり、人物撮影においてはできるだけ避けて欲しい構図です。

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では、どの構図を選べばよいか。

答えは「三分割構図」です。これは写真画面上のタテとヨコに2本の線を引き、その交点に被写体を配置する構図になります。

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ポイントとして、顔・視線が向いている側、または身体が開いてる側の空間をあけるのが基本です。

そうすることで、写真を見る人に「空間の先にある何か」を想像させ、空間自体にも意味が生まれてくるため、より記憶に残りやすい写真となります

上記作例のように、人物に限らず 普段身の回りにあるものをスマホで撮影する時も同様に、写真の印象を変えることができますが、こと企業HPの人物撮影写真においては、この構図が威力を発揮します。

もちろんこの構図が全てではありませんが、お金をかけずに簡単に、誰でもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

■執筆者


執筆者 早川伸夫
株式会社CAPTURE EMOTION
早川 伸夫
 人物写真を最も得意とし、法人・個人のプロフィール写真撮影を中心に活動。
JAPAN PHOTO CONTESTや東京カメラ部主催フォトコンテスト等で多数の入賞経験あり、自然風景・建築物など、どんな被写体も美しく撮ることに定評あり。
また「写真は左脳(論理)で上手くなる」との持論から、主に中小企業・個人事業主を対象としたカメラスクールを運営し「美しい写真を撮るための方法論」を伝えている。
            ・ギャラリー:https://www.cei-nobu-photography.com/gallery
 

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