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日本の成長企業

JINSの高いQCDを実現するための誇りと責任

株式会社ジンズ(JINS)
調達グループ リーダー 渡邉和巳 氏

中国の大学を卒業後、日系企業の中国現地法人で勤務。帰国後、ノベルティ会社の生産管理を経て、2012年にジンズ(JINS)に入社。

ジンズ(JINS)に入社するのはどのような経緯だったのですか。

私はもともと眼が良かったので、眼鏡は一切使ったことがなく、眼鏡屋さんは全く馴染みのないものでした。ところがJINSは、眼が悪くない私にとっても、アパレルや雑貨店と同じような感覚で入れる雰囲気がとても新鮮で気に入りました。それが入社のきっかけですね。

現在の仕事内容を聞かせてください。

JINS 調達グループ リーダー  渡邉和巳氏

来期計画を元に企画チームがテーマ毎のコンセプトを作成し、「デザイン」を描き起こし、その「デザイン」が私たちの調達グループに届きます。そのデザインを具現化するために、中国の協力工場と図面を共有してサンプルを作ってもらうのです。そのサンプルを元に話を詰めていき、品質(Q)コスト(C)納期(D)がJINSとして承認するレベルに達したら、正式に発注を行い、量産して、出荷する、という流れです。

新商品を出すときは、工場とも喧々諤々話をしながら詰めていきます。JINSのデザイン・品質・コスト・納期の高い要求を工場サイドに実現してもらうよう調整するのが私の仕事となります。

特に、企画したデザイナーは、当然ながら細部にもこだわって企画をしていますので、「フレームのこのラインを、もう少しシュッとしたい」とか(笑)、いろいろとあるわけです。デザイナーのその「デザイン」に対する徹底的な拘りを具現化すべく調達として尽力します。

眼鏡はほぼ手作りなので、工場の工員さんは、丸みとか、エッジ感を、ひたすら手で磨いて実現していきます。工場に行くと毎回テンションが上がり、中国の工員さんたちが、必死で一つ一つ磨いているのを見ていると、「本当に凄い」と感じています。

おそらく、多くのトラブルも経験しているのではないかと思います。

JINS 調達グループ リーダー  渡邉和巳氏

トラブルはほぼ毎日あります。トラブルがない日は、少し疑うくらいです(笑)。やはり、「この色を出したい」といったデザイナーの細かいニュアンスを、メールなり電話なりで工場に伝えて実現してもらうことが難しいです。

トラブルというか修羅場もあるのですが、「逆境がまた来たな」という感じで乗り越えます(笑)。メンタルが強くなりました。たとえ理不尽なことであっても怒っても何も変わりませんから。

一対一で外部との取引をする際は、自分自身がJINSの代表になるので、やはりそれだけの責任感を背負って工場と交渉をしたり、議論をしたりします。それに、商品は全てが自分の子供みたいなものです。ディテールに至るまで、とにかく思い入れがあるので、トラブルや修羅場があったとしても誇りと責任を持って向き合います。

海外の生産現場とのやり取りで渡邉さんは、どういうことに気を付けていますか。

JINS 調達グループ リーダー  渡邉和巳氏

確かに私たちは発注側です。しかも、私たちは「要望が高すぎる」とよく言われます。ただ、品質のいいものをより安く提供するためには妥協は許されないと意識しています。

一方で、中国の工場の工員さんのモチベーションをあげるのも私の役割だと考えています。工場としては、要求しか言われないことは辛いことです。単なる取引先以上に、JINSと付き合うことによる価値を感じてもらいたいと思っています。

中国の工員さんにとっては、自分たちが作った商品がJINSの店舗で売られている現場を見る機会はありません。ですから、店舗に貼られているポスターを工場に持っていき、工員の人たちに見せると、みんなとても喜んでくれます。

「私たちが頑張った商品は、こんなに素敵な感じで売られているんだ!」という実感が持ってもらえるのです。そういうことは心掛けています。実際に私が話をするのは、主に工場の管理者クラスの人たちですが、生産ラインを回るときは、中国語で「元気?」とか「ありがとう!」とか一言だけでも添えるようにしています。一緒に働いてくれている工員さん達を鼓舞するのも大切なことですね。

JINSでのやりがいはどのようなところに感じますか

入社したときは、1エリアの工場担当として仕事をしていて、それはそれでとても大変でした。眼鏡のことも知らないし、業務の流れも知りませんでした。どんどん新しいことが出てくるので、そこについて行くだけで必死でした。

ですが、そこのステージを抜けたら、その次のステージと、会社から絶妙のタイミングで、いいチャンスをもらっているなと感じられます。毎回新しいことだらけで、歩き方も分からないことが多いですが(笑)、常に、分からない、新しいものがあるということが最高に面白いですね。

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